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廃墟不動産投資家 村上祐章のブログ

それでも、火災保険に入るべき状況とは?

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前回の記事 そもそも、日本において、何か困ったときには、

 

こと細かく各種の公的支援が充実しているので、

 

本来は保険など意味をなさない社会構造です。

 

 

しかしながら、保険の加入率はダントツの世界一です。

 

 

国民病とも言うべき過剰な不安症で、

 

いまだにずっとマスクしている人が多いことと、根が同じ心理構造なのです。

 

 

ちなみに、日本は、火事が起きる確率が世界最低です。

 

 

国民一人一人が、世界的に見れば異常なほど火に気を付けているので、

 

木造の家が多いにも関わらず、なかなか、というか、めったに火事が起きません。

 

 

火災の確率は、家が燃えにくい素材で作られている、欧米の20分の1以下です。

 

 

それなのに、火災保険の加入率は世界一です。

 

 

一体、どういうことでしょうか?

 

 

極端にリスクを恐れるのは、日本の特殊な習慣、習俗であると、

私は、世界を旅しているからこそ分かります。

 

 

我々が知るべきことは、東京駅周辺に林立する、保険会社の本社の豪華なビルです。

 

 

長寿国の日本人には生命保険も無意味です。

 

 

なぜ、保険に入ると損するのか、具体的な計算で表現してみます。

 

 

例えば、不動産なら1000軒運営していて、

 

仮に、年間の火災保険料が1万、火事が起きたときの保険金が1000万、

 

1軒あたりの火事の起きる確率が1年で100万分の1としましょう。

 

 

1000軒だと、1年あたりで1000分の1の確率で火災を体験できます。

 

 

しかし、まず、毎年、99.9%の確率で1000万の損失です。

 

 

そして、もし、運悪く(=運良く)、10年目で火事が起きて、

 

1000万の保険金を得たとしても、それまでに1億の保険料を支払っています。

 

 

ちょっと難しすぎる話になりましたが、

 

要は、通常、火災保険は、不安症の日本人の単なるメンタル的なお守りのような存在であり、

 

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実際、ほとんどの保険料は保険会社の利益として残ります。

 

 

それが、先述の東京駅周辺の、豪華な保険会社の本社ビルに表出しているのです。

 

 

ただ、私は、火災保険に一切入るべきでないとは思っていません。

 

 

一般的かつ常識的な不安の観念から、つい火災保険に入ってしまうことが、

 

思考停止の状態だと言いたいだけです。

 

 

保険料よりも保険金のほうが上回る可能性を、

 

しっかり追求したうえで、

 

ボロ屋に対して適切に火災保険をかけるのは、

不動産投資というビジネスの一部だと言えます。

 

 

火災保険は、火事以外にも様々な補償が付いていますが、

 

主に使えるのは台風による雨漏りです。

 

 

つまり、台風による雨漏りを予測して火災保険に加入するのは、

 

保険料の無駄遣いではなく、適切な投資となるかもしれません。

 

 

なお、4年前から、台風の雨漏りの補修に対して、

 

保険金があまり支払われなくなりました。

 

 

火災保険は台風の雨漏りに使えることが世に広まり、

 

査定が厳しくなったからです。

 

 

台風が来ていない時に、

 

単なる経年劣化の雨漏りで保険金を申請しても、

 

それは 断られるのは当然です。

 

 

最近は本当に 台風の後の雨漏りでも、

 

なかなかすんなりと 保険金はおりないようです。

 

 

保険金の交渉のプロみたいな 業者さんもおられますが、

 

その人達への謝礼が発生するので、

 

やはり、火災保険において、保険料より保険金を上回らせるのは至難の技です。

 

 

結論として、火事が都市伝説と化したこの日本において、

 

純粋な意味での火災保険は不要です。

 

 

台風に備えるために加入すべき場合もありますが、

 

そもそもギャンブル要素が強いと言えるので、

 

今は火災保険よりも、保証会社の原状回復など各種の手厚いサービスを狙うほうがお勧めですね。(written by 廃墟不動産投資家)

 

 

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