お客様は神様、生活保護受給者は王様、不法占拠者は将軍様

 

今日は、あまり無料で公開するような話ではないのですが、

 

ほとんどの人が知らない裏技的な手法を、一つお伝えしてみます。

 

さて、世界とは明確に一線を画して、我が国ではなぜかお客様が絶対的な神様扱いであるわけですが、

公務員の方からすると、税金を上納せざるを得ない生活保護受給者が、

 

大衆の上に立つ、君主たる王様のような存在だと言えるでしょう。

 

 

しかし、さらにその上に、まるで治外法権のように、

 

違法であっても合法化される絶対権力者とも言うべき将軍様が、不法占拠者です。

 

 

不法占拠者は手厚く法律によって保護され、警察により厳重に守られます。

 

 

これ、知ってました？

 

 

不法占拠されてしまった所有者は法により罰せられ、赤の他人である不法占拠者は罪に問われないのです。

 

 

例えば、誰かに家を貸し、長期に渡って滞納され、

わざわざ法律に則って６ヶ月以上かけて、裁判により強制執行で追い出し、

 

追い出した翌日に、ガラスを割って、滞納していた入居者が戻ってきたとします。

 

 

もう家に帰ってきたのではなく、不法占拠です。

 

 

しかし、追い出すためには再び、６ヶ月以上かけて裁判の手続きが要ります。

 

 

もし、所有者が家の中に入って無理やり追い出そうとすると、

 

何と所有者が不法侵入の罪に問われます。

 

 

司法書士や弁護士は何の力も持たないことが、よくお分かりかと思います。

 

 

聞いた話ですが、ある司法書士さんは、自分の持っている物件で夜逃げされてしまい、

 

大量のゴミのような私物を残されてしまったそうですが、

 

職業柄、過剰に真面目に法律を愚直に守ってしまう性質が災いし、

 

何年経っても、ずっと処分できずに放置しているそうです。

 

話を戻します。

 

 

例えば、あなたが引っ越したばかりの自宅に帰ったら、

 

室内を糞尿まみれにされた上、見ず知らずのおっさんが部屋に座っているとします。

 

 

当然ながら、不法占拠です。

 

 

しかし、追い出すためには６ヶ月以上かけて裁判の手続きが要ります。

 

 

もし、あなたが家の中に入って無理やり追い出そうとすると、

 

何とあなたが不法侵入の罪に問われます。

 

 

不法占拠した者であっても一時的に「占有権」が付与され、

 

どんな人間でもその占有権を侵害することはできないのです。

 

 

さて、どのようにすれば不法占拠者から家を取り戻せるでしょうか？

 

 

所有者より不法占拠者のほうが、なぜか権利が強いのです。

 

 

家を取り戻すためには、不法占拠者の権利の強さを逆に利用するしかありません。

 

 

不法占拠した者が強いのなら、

 

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さらに他の人間に頼んで、不法占拠させることによって取り返すわけです。

 

 

不法占拠者がたてこもる人間が留守の間に、さらに別の人間が不法占拠するのです。

 

 

元の不法占拠者は、「俺がいない間に勝手に誰かが入って居座ってやがる！」を警察に訴えますが、

 

新規の不法占拠した者に「占有権」が与えられているので、元の不法占拠者は、なす術がありません。

 

 

そうして新規の不法占拠者から家を返してもらうのです。

 

 

所有者より借り主が強く、

 

借り主より不法占拠者が強く、

 

不法占拠者より新規の不法占拠者が強いのです。

 

 

残念ながら法律とは、正しい者よりも弱い者の味方をします。

 

 

つまり、清く正しい者よりも、弱くて極悪な人の味方にもなるのです。（written by 廃墟不動産投資家）

 

 

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