貸すべき家はすぐそこにある 後編

前編からの続き 自分の住む家のために、立地とか建物の雰囲気にこだわって、
あえて数百万とかそれ以上の金額を出すのは、
お金の使い方としては個人の自由です。
もちろん、どうしても欲しいのであれば、
新築を買うのも自然な話です。
しかし、これほど日本国中に空き家があふれ返っているのに、
不動産投資のためにわざわざ数百万も出してボロ屋を購入するのは、
利益を目的として取っている行動とは考えにくいです。
以前、長野のどこの山か忘れましたが、とても水の美味しいエリアを訪れました。
いろんなペットボトルの水が採取されてるようなエリアです。
私はしゃがみ込み、川に直接口を付けて水を飲んでいました。
当然、ペットボトルの水よりも美味しいです。
しかし、同じ場所にいた若者達が、衝撃的なことを言っていました。
「水でも飲みてーな、山奥だしコンビニも自販機もねーよな、喉乾いた」
若者に自ら知恵を授けることは老人っぽいので、私は普段何も言わないのですが、
「君たちがいつも飲んでいるペットボトルの水は、ここからくまれているんだよ」
と、その時はさすがに声をかけてしまいました。
日本中に空き家が大量に放置されているのに、投資のためだけにあえて数百万もかけるのは、
10月 30日 (木曜日)⋅15:00~19:30 ボロ家を80万で購入してしまったものの、スーパー激安リフォームで再生している、廃墟不動産投資の実践者さんの物件を見せていただきます。その後の時間で、周辺の空き家を開拓します!! in 埼玉県神川町
参加費2万+ちゃんとしたディナー懇親会割り勘(数千円?) お申込みはこちら(事務局)
この長野の山の若者達と同じです。
目の前に無料でしかも良質な水が流れているのに、わざわざ有料で新鮮味に欠ける水を、
労力をかけて買おうとしていました。
あちこちに無料でしかもきれいな空き家があふているのに、わざわざ有料でリフォームが必要なボロ屋敷を、
不動産投資の知識を学びまくって買おうとしているわけです。
入居者が付きそうなエリアで空き家を無料でもらうことは難しいですが、
廃墟不動産投資で、鍵を預かって貸し出しすることは可能です。
300万円でボロ家を買い、200万でリフォームした場合、毎月6万で貸せたとします。
廃墟不動産投資で空き家を預かり、10万でリフォームし、5万で貸して、オーナーに3万払い、手残りが毎月2万とします。
3軒、それを繰り返すと、たった30万の投資で、家賃利益が毎月6万で、
300万円でボロ家を買い、200万でリフォームした場合と同じ数字になります。(written by 廃墟不動産投資家)